鹿児島の仙巌園(磯庭園)と、隣にある尚古集成館に行ってきました。
桜島を借景にした大名庭園と、幕末の産業遺産がセットで見られる時間でした。
仙巌園は「桜島を築山、錦江湾を池に見立てた借景庭園」として有名で、
実際に御殿の縁側に立つとそのスケール感に圧倒されます。
手前に庭、奥に海と桜島がすっぽり収まる構図は、フレームにするだけで絵になります。

園内は広々としていて、大きな池や築山を造り込むのではなく、
自然そのものを庭の一部として取り込んでいるといった感じでした。
御殿内は見どころも多く、縁側からの桜島は壮大で、
お殿様がここに別邸を建てた気持ちがよくわかります。

そのまま歩いて尚古集成館へ。
薩摩藩が近代化を進めた時代の施設で、機械工場などの遺構が残っています。
仙巌園の優雅な庭園とは対照的に、レンガや石造りの建物で「産業の現場」のような空気感。
観光地というより歴史の現場みたいに感じます。
入場は仙巌園のチケットでそのまま入れます。
庭園の美しさと産業遺産の重厚さ、両方の顔を持つエリアを、
何気ない散歩気分で巡ってきました。








