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全5回でお届け!『名前のない家事』- 第2回- なぜ家事時間は減らない? 家族を蝕む「名もなき負担」の正体 😩⏰

前回は、共働き世帯で女性に偏りがちな家事負担と、その多くを占める『名前のない家事』についてご紹介しました。
今回は、この『名もなき負担』の具体的な内容に焦点を当て、なぜ奥様の家事時間が減らないのか、そのメカニズムを深掘りします。
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時間を奪う「見えないタスク」とは? 🤔🗓️
家事を「実行」する時間だけでなく、その前後に発生する「判断・準備・後片付け」のタスクこそが、奥様の心身を疲れさせる「名前のない家事」の正体です。
<献立の決定と買い出し> 🛒🍽️
- 献立決め:家族の健康や好みを考慮し、冷蔵庫の在庫をチェックしながら、今日の夕飯から週末の作り置きまでを考える。
- 買い物リスト作成:献立に必要な食材、不足している日用品、トイレットペーパーなどの在庫確認をし、リストを作成する。
- 買い出し:リストを忘れずに持参し、重い荷物を運ぶ。

<育児と学校関連のタスク> 👩🏫🎒
- プリントチェック:子どもが持ち帰る大量のプリントを読む、必要なものに目を通し、日付や提出期限を把握する。
- 準備:翌日の持ち物をチェックし、指定された小物や衣類を準備する。
- サイズアウト品の整理:成長してサイズアウトした衣類や靴を、次に必要なものと入れ替える。
これらの「名もなき負担」は、物理的に体を動かす家事(料理や掃除)よりも「頭を使う時間」を多く消費します。
結果として、奥様は常にマルチタスク状態**になり、いつまでも心が休まらない原因となってしまうのです。

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「タテの関係」から脱却するための住まいのヒント 🤝💡
奥様が「タテの関係」(指示役)から解放されるためには、家族が「自分のことは自分でやる」、「家事をシェアする」仕組みが必要です。
住まいの工夫は、この仕組みを自然と作り出します。
- 動線上の収納:玄関からクローク、洗面所へと続く動線に収納を設けることで、「自分のコトは自分でやる」が習慣化し、リビングにモノが散らかりにくくなります。(→次々回に詳しくご紹介します)
- 家事効率の向上:無駄な動きをなくす「ラク家事動線」や、最新の便利家電を活かす設計で、家事の「実行」時間を短縮し、奥様が疲弊する時間を物理的に減らします。

これらの工夫によって、夫婦の「ヨコの関係」、つまりお互いに配慮し協力し合う関係が自然に育まれ、家族全員がストレスなく暮らせる家へと変わっていくのです。
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次回(12月4日更新)は、この「名前のない家事」によるストレスを、建材の力で解消する『メンタルケア設計』について、科学的な視点からご紹介します。
どうぞお楽しみに!➡️



